【MinecraftJE】一度は実装されたものの、その後のアップデートで削除あるいは変更された要素の紹介【「Achievements(実績)」編】 ~ まいんくらふとにっき
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【MinecraftJE】一度は実装されたものの、その後のアップデートで削除あるいは変更された要素の紹介【「Achievements(実績)」編】

削除された要素_実績編_1

Snapshot(アップデート前のテストリリース)やアップデートにて一度は実装されたものの、その後のSnapshotやアップデートの際に削除あるいは変更されてしまった要素に思いを馳せる記事。

第8回は「Achievements(実績)」です。



削除された要素_実績編_1
懐かしい画面ですね。
「Achievements(実績)」が初めて実装されたのはMinecraftがまだBetaだった頃の、バージョン 1.5でした。
プログラム上ではBeta 1.4で既に実装されていたようですが、不具合により機能していなかったようです。

Minecraftにおける「実績」は、大まかに言うと他のゲームのそれと変わりありませんでした。
段階的な目標や特殊なチャレンジ要素が盛り込まれており、それらの条件を達成することで実績を解除(獲得)できます。

実装当初、実績は16個のみでした。
「インベントリ画面を開く」や「原木を手に入れる」などの、Minecraftをプレイする上で必要不可欠となる操作を前提とする内容から、「トロッコで直線距離を1km移動する」というような、通常のプレイではなかなか達成し得ない内容までありました。


Interview: Markus Persson On Bringing Achievements to Minecraft

Gamasutra talks to Markus 'Notch' Persson about the future of hit 1.4 million unit-selling online indie title Minecraft , as he explains why achievements are in his plans, and how sales went up after a price rise.

「実績」を追加する運びとなった時、Notch氏はインタビューに対して、
『(実績は)達成しなければならないものではなく、チャレンジしてみたいと思えるようなものにしたいです。プレイヤーが必要だと感じた時にだけ、彼らの助けになるようなものにしたい。』
と語っており、またTumblr(タンブラー)上においても、
『実績は「10000本の木を切り倒す」のような単純で面倒な作業ではなく、「豚に乗って崖の上から落ちる」のようなチャレンジ要素です。』
と記しています。
この考え方はのちのち追加される実績にもきちんと反映されています。

削除された要素_実績編_2
これがなかなか難しいです。
Beta 1.8にて、初の追加実績である「Sniper Duel(スナイパー対決)」の実績が追加されました。
50ブロック離れた場所からスケルトン、ウィザースケルトン、ストレイに矢を当てると解除されます。
以降もいくつかの実績が追加されますが、その中から個馬的に印象に残っている実績をピックアップして紹介していきます。

削除された要素_実績編_3
この時点でもう解除できません。
バージョン 1.7.2にて、「Adventuring Time(冒険の時間)」という実績が追加されました。
その内容としては「36種類のバイオーム全てに足を運ぶ」というものでしたが、追加当初はこの36種類以外のバイオームに足を運んだ時点で達成できなくなるという謎の判定があり、またこの実績解除の前提条件として36種類のバイオームに含まれていない「ジ・エンドに行く」という実績があったため、正規の手段では絶対に解除することができない幻の実績となっていました。
この不具合は次のメジャーアップデートであるバージョン 1.8にて修正され、途中で36種類以外のバイオームに足を運んでも解除できるようになりました。

同様に、バージョン 1.7.2のSnapshotにて、「Diamonds to you!(ダイヤモンドをあなたに!)」という実績が追加されました。
「Qキーで投げたダイヤモンドを他のプレイヤーが拾う」ことで解除できる実績なのですが、この文面からお察しの通り、シングルプレイでは達成できない実績でした。
当時の私はぼっちでマルチプレイをする相手なんて居ませんでしたから、様々な手段を講じて、この実績をなんとか1人で解除できないか模索していました。
こういう時だけ仕様通りにしっかりと追加してくるのがモージャンスタイル。
で、当時の私は最終的にどうしたかと言うと



サブアカウントを利用して自演マルチを行い、無事に実績を解除していました。
この「ダイヤモンドをあなたに!」の実績ですが、この後リリースされたSnapshot 13w39bにおいて、アイテムを手に持つタイプのゾンビに投げても解除できるように変更されました。よかったよかった。



追加されたものも含めて最終的には34個となった実績ですが、バージョン 1.12.2において、現在の「Advancement(進捗)」システムに移行するとともに削除されてしまいます。
移行の理由についてはっきりとした発言は見つけられませんでしたが、元々の実績システムのプログラムに難があったと読み取れるツイートは見つかりました。
「(進捗は)外部データからレイアウトや位置を変更できる、ハードコードされていないプログラムです」
元々の実績システムは外部からカスタマイズするなんて毛頭考えていなかったのでしょう。
アイコンの位置やレイアウトをプログラムに直接書き込む形式にしていて、自由度の低いデザインになっていたようです。
実績のプログラムを書き換えるのではなく、0からでも作り直した方が早いと考えたのでしょうね。



release_1-12_6.png
進捗どうですか。
そうして生まれたのが現在の「Advancement(進捗)」です。
名称こそ変わりましたが内容は実績そのままで、しかし自由度やカスタマイズ性が高くなっています。
実績は、その前提となる実績を解除しないと条件を満たしても解除できなかったのですが、進捗はどの進捗からでも条件さえ満たせば解除できます。
また一部ではありますが、解除時に報酬が貰えたり、外部データ(jsonファイル)からカスタマイズすることもできます。
そういう意味では「実績」は削除されたわけではなく、「進捗」へと正当に進化したと言えるのかもしれませんね。



情報元:
https://minecraft.gamepedia.com/Achievement/Java_Edition



スティーブ_おわり_aa


コメント 4件

コメントはまだありません
1:名無しのくらふたー  

いろいろ試すより友達作った方が早いな

2020/09/22 (Tue) 19:30 | 編集 | 返信 |   
2:名無しのくらふたー  

ブタの実績が進捗になってから消えてたことに最近気づいた

2020/09/22 (Tue) 19:41 | 編集 | 返信 |   
3:名無しのくらふたー  

名前出して良いか分からないけど、冒険の時間は「某てりぃ」さんが
プログラムの隙間を点いて実績解除してたなぁ…
あの人、クソな成りすまし(今も続けてるし、ただ風車型で掘ってるだけで面白くない)のせいで
ニコニコから消えちゃったし、超悲しいわ

2021/02/04 (Thu) 23:53 | 編集 | 返信 |   
4:-  
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2022/08/15 (Mon) 20:05 | 編集 | 返信 |   

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