【MinecraftJE】一度は実装されたものの、その後のアップデートで削除あるいは変更された要素の紹介【「剣のガード機能」編】
Snapshot(アップデート前のテストリリース)やアップデートにて一度は実装されたものの、その後のSnapshotやアップデートの際に削除あるいは変更されてしまった要素に思いを馳せる記事。
第7回は「剣のガード機能」です。
「剣のガード機能」が削除されて、(記事投稿時点で)早くも4年半が経過しました。
この機能の名前を聞いただけで懐かしさに浸る人もいるでしょうし、その便利さは今でも忘れられないという人もいることでしょう。
しかしその逆に、「剣のガードって何?」という人や、「ガードって盾の機能でしょ?」という人も少なくないでしょう。
4年半というのはそれだけの年月でもあるわけです。
初っ端から話が横道にそれてしまいましたが、それではいつものように、削除されるまでの道程を紹介していきます。

9年前です。信じられないですね。 「剣のガード機能」が初めて実装されたのは2011年9月14日、まだMinecraftがBeta版だった頃の、バージョン 1.8(Beta 1.8)からでした。
Beta 1.8は「Adventure Update(アドベンチャーアップデート)」と題されたアップデートとなっており、今ではお馴染みの「満腹度システム」や「経験値システム」、敵モブの「エンダーマン」などもこの時に実装されました。
「剣のガード機能」とは、文字通りに「剣」で「ガード」できる機能のことです。
この「剣」というのは、どの「剣」でも構いません。
木でも石でも、鉄でも金でもダイヤでも、「剣」だったら何でも良いのです。
「剣」を手に持ち、マウスの右クリックをカチッと押し込むことで、いつでも「ガード」ができました。

どうやって防いでいるんでしょうね。 「ガード」状態のプレイヤーは、敵モブからの近接攻撃、矢などの物理的な遠隔攻撃、クリーパーなどの爆発によるダメージを50%軽減し、発生するノックバックを最小限に抑えます。
上記以外のダメージ、例えば落下ダメージや酸欠によるダメージ、空腹によるダメージなどは軽減できません。
また今では考えられませんが、「ガード」に成功した時の耐久値の消費はありませんでした。
「剣」の耐久値が1でも残っていれば、何回でも「ガード」ができていたのです。
一応、「ガード」状態のプレイヤーは歩く速度が「スニーク」状態よりも遅くなるというデメリット(?)もありましたが、そんなものあって無いようなものです。
左クリックで攻撃し、右クリックで敵の攻撃をガードする。
当時の「剣」は、攻守の両方を兼ね備えた至高の武器だったのです。

今ではもう当たり前のスタイルですね。 しかし、「剣のガード機能」が実装されて4年半、冒頭でも触れたように、この機能は奇麗さっぱり削除されてしまいます。
その代わりに、というと少し語弊があるのですが、アイテムを両手で持てるようになり、片手に「剣」、片手に「盾」を持った、現実に即した戦闘スタイルを実現できるようになりました。
「剣でのガード」と「盾でのガード」は見た目こそ同じに見えますが、細かな部分で仕様が異なります。
「剣」は右クリックを押し込んだ瞬間に「ガード状態」になりますが、「盾」は押し込んでから0.25秒後に「ガード状態」になります。
また「剣でのガード」はダメージを50%軽減しますが、「盾でのガード」はダメージを完全に軽減(ノーダメージに)します。
その代わり、「盾でのガード」時には、「盾」の耐久値を消費します。

両腕に砂利を抱えて嬉しそうです。 差別化を図ることもできたであろう「剣でのガード」を削除するに至った理由についてですが、1つは単純に「両手持ちの機能」と「盾」を使ってほしいからということが挙げられるでしょう。
そしてもう1つ、こちらの方が大きな理由となっているのでしょうが、当時「剣」には「攻撃が当たった後すぐにガード状態になれる」という不具合があったのです。
今の私はその理由を忘れていましたが、当時の私はしっかりと記事にしていました。
それが単なる口実なのか、本当に修正が不可能だったからなのかは分かりませんが、かくして「剣のガード機能」は2016年2月29日、バージョン 1.9のリリースとともに削除されてしまったわけです。
情報元:
https://minecraft.gamepedia.com/Sword
この機能の名前を聞いただけで懐かしさに浸る人もいるでしょうし、その便利さは今でも忘れられないという人もいることでしょう。
しかしその逆に、「剣のガードって何?」という人や、「ガードって盾の機能でしょ?」という人も少なくないでしょう。
4年半というのはそれだけの年月でもあるわけです。
初っ端から話が横道にそれてしまいましたが、それではいつものように、削除されるまでの道程を紹介していきます。

Beta 1.8は「Adventure Update(アドベンチャーアップデート)」と題されたアップデートとなっており、今ではお馴染みの「満腹度システム」や「経験値システム」、敵モブの「エンダーマン」などもこの時に実装されました。
「剣のガード機能」とは、文字通りに「剣」で「ガード」できる機能のことです。
この「剣」というのは、どの「剣」でも構いません。
木でも石でも、鉄でも金でもダイヤでも、「剣」だったら何でも良いのです。
「剣」を手に持ち、マウスの右クリックをカチッと押し込むことで、いつでも「ガード」ができました。

上記以外のダメージ、例えば落下ダメージや酸欠によるダメージ、空腹によるダメージなどは軽減できません。
また今では考えられませんが、「ガード」に成功した時の耐久値の消費はありませんでした。
「剣」の耐久値が1でも残っていれば、何回でも「ガード」ができていたのです。
一応、「ガード」状態のプレイヤーは歩く速度が「スニーク」状態よりも遅くなるというデメリット(?)もありましたが、そんなものあって無いようなものです。
左クリックで攻撃し、右クリックで敵の攻撃をガードする。
当時の「剣」は、攻守の両方を兼ね備えた至高の武器だったのです。

その代わりに、というと少し語弊があるのですが、アイテムを両手で持てるようになり、片手に「剣」、片手に「盾」を持った、現実に即した戦闘スタイルを実現できるようになりました。
「剣でのガード」と「盾でのガード」は見た目こそ同じに見えますが、細かな部分で仕様が異なります。
「剣」は右クリックを押し込んだ瞬間に「ガード状態」になりますが、「盾」は押し込んでから0.25秒後に「ガード状態」になります。
また「剣でのガード」はダメージを50%軽減しますが、「盾でのガード」はダメージを完全に軽減(ノーダメージに)します。
その代わり、「盾でのガード」時には、「盾」の耐久値を消費します。

そしてもう1つ、こちらの方が大きな理由となっているのでしょうが、当時「剣」には「攻撃が当たった後すぐにガード状態になれる」という不具合があったのです。
【Minecraft】インベントリや利き手の仕様変更に関する更なる情報。 そのほか、剣のガード機能が無くなるなど
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それが単なる口実なのか、本当に修正が不可能だったからなのかは分かりませんが、かくして「剣のガード機能」は2016年2月29日、バージョン 1.9のリリースとともに削除されてしまったわけです。
情報元:
https://minecraft.gamepedia.com/Sword